さかもと歯科医院コラム記事

抜歯後の注意事項

口腔外科 当院の特徴

四日市 さかもと歯科医院です。大変暑い日が続いております。体調管理にお気をつけください。

今回のテーマは抜歯です。

重度の歯周病や親知らずなどにより歯を抜いた治療の後、Dr.やスタッフから注意事項の説明があります。

歯医者という特別な場所での緊張もあり説明を受けても覚えていないこともあるかと思います。参考にされてください。

中にはあまりに痛みや腫れがある場合、麻酔も効きづらく、抜歯後痛みが増し腫れる場合もございますのでその日に抜歯しないこともあります。(抜歯し症状が軽減する場合もございますので診させていただいたDr.の判断によります)

四日市さかもと歯科医院では自動制御の注射器にて麻酔を行います。麻酔の針も極細のもの(35G)を使用し、麻酔薬も温めて使用し極力痛みの少ない方法で行います。麻酔が完全に効くのを確認させていただいてから抜いていきますのでご安心下さい。

抜歯後すぐに止血のためのガーゼを咬んでいただきます。このガーゼは5分程咬んでいただき、出血が止まっているようであれば大丈夫です。
血液が2~3日間は唾液に混じってにじむことはあります。寝ている間に唾液に混じった血液が枕につくこともありますのでお気を付けください。

お食事ですが抜歯後1~2時間は麻酔が効いていますので温度も感じにくく、舌や頬を咬んで傷ができることもございます。麻酔が切れてからお食事してください。

刺激のあるものや固いものはお避け下さい。

当日は熱いお風呂に浸かる、激しい運動、飲酒など血行の良くなることはできるかぎりお避け下さい。シャワーを浴びる程度は大丈夫です。

喫煙者の方は禁煙をおすすめいたします。

抜歯後2~3日間は強くゆすいだり、頻度にゆすぐことはおやめ下さい。抜歯窩(抜いたところ)は血が固まって徐々に治っていきますので、せっかく固まろうとしているものまで流れてしまい治りも遅くなり、ドライソケットといって痛みの原因にもなります。
食べ物が抜歯窩に挟まることがあり気になられるとは思いますが、そのままで問題ありません。触らないようにしてください。

腫れは翌日くらいまで出ることがあります。急激に氷やアイスノンで冷やされますと血流が悪くなり治りも遅れ、しばらくしこりみたいになることがございます。もし気になられるようであれば、お水で冷やしたタオルを頬に当てる程度でお願いいたします。抜歯の際、頬を引っ張ったり、お口周りを強く押すことがあり内出血により一時的に皮膚が薄い黄色や紫色になる場合がございますが、お身体の治ろうとする反応でございます。一週間ほどで消えますのでご安心ください。

投薬があった場合は指示に従い、きちんと最後までお飲み下さい。薬の副作用が出た場合はただちに服用をおやめていただき、かかりつけ医、または当院までご連絡下さい。

抜歯前のことになりますが、現在内科や外科など通院されている方はその担当医に抜歯することになった旨をお申し出いただき抜歯してよいかご確認下さい。状態によっては当日抜歯できない場合もございます。

状態により市立四日市病院または、みたき総合病院、桑名市総合医療センターなどへ紹介させていただくこともございます。

合わせてこちらリンクもご参照下さい

四日市市 さかもと歯科医院 口腔外科

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