四日市さかもと歯科医院では治療説明やカウンセリングの際何度もお話することがあります。
お口の中は常に過酷な状況にさらされております。冷たいアイスを食べたあとに熱い緑茶を飲んだり、２４時間水分で湿り気があり、食事や歯軋りで力がかかる。。。噛む力は男性だと７０キロ、女性だと５０キロ（だいたい体重くらいの負荷がかかります）歯軋りになりますと５００キロ~１０００キロの力がかかると言われております。よく聞くお話ですが、ライオンは５００キロ、ワニだと５０００キロの噛む力があるそうです。
歯というものは一度虫歯で削ってしまうと二度と元の状態には戻りません。詰め物や被せ物で補うことはできますが、保険の詰め物ですと材質上どうしても汚れが付きやすかったり、噛む力によって年々隙間が空いてしまいます。その小さな隙間でも虫歯菌にとって侵入することは容易なのことなのです。そして一度治療をした歯の再治療は以前よりも削らないと虫歯を取り切ることができず、結果的に以前の詰め物や被せ物よりも大きくなってしまうのです。そしてそれを何度も繰り返すことにより歯が薄くなり、最終的には削る歯も無くなってしまい抜歯、インプラントや入れ歯になってしまいます。
さかもと歯科医院では、症状もなく初期虫歯程度でしたら歯を丁寧に磨くことで虫歯の進行を遅らすことは出来ますので定期検診をおすすめし、その都度チェックをして少しでも歯の寿命を延ばしたいと考えております。
冒頭でもお伝えした噛む力は歯軋りだと歯一本あたり２５０キロ程の力が加わっていることになります。検診のたびに詰め物の段差を器具を使って引っ掛かりをみたり、レントゲンでも虫歯の深さを確認したり、歯軋り軽減のためにマウスピース作製をご提案させていただきます。
もちろん患者様の中には、日々のブラッシングでのお手入れが不安なので治療を希望される方もいらっしゃいます。ですが歯の一本一本の大切さをご理解いただいた上で治療させていただきます。
「皆様には一生自分の健康な歯で、充実した、楽しい生活を送っていただきたい。」
これが当医院のコンセプトであり、これを目標に診療させていただいております。
それ以外にも不安なこと、質問等あればお電話、メールでもお問い合わせ下さい。
四日市 さかもと歯科医院
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