さかもと歯科医院コラム記事

【さかもと歯科医院】口内炎について

口内炎

こんにちは 四日市市 歯医者 さかもと歯科医院です。

口内炎が治らないと来院される方がみえます。典型的な口内炎の病変は、赤い輪郭を持ち、その中央部分が白っぽく見えることがあります。この中心部は潰瘍による死んだ組織が集まっているためです。

口内炎=アフタ性口内炎

アフタとは円形または類円系の有痛性の潰瘍のことです。口内炎ができたと歯科医院を訪れる方に最も多くみられる口内炎です。

単発性の場合もあれば多発性のこともあります。

通常は7日から14日程度で自然に治癒することが多いです。

再発性アフタ

アフタ性口内炎が定期的に年4回以上再発を繰り返します。

アフタは原因不明の場合が多く、遺伝や咬傷、口腔内の外傷、細菌、ウィルス感染、ビタミンBや鉄、葉酸、亜鉛の欠乏、過労やストレスなどが原因とされています。

外傷性潰瘍

歯や被せ物が尖っていたり、入れ歯や歯列不正などによる持続的な機械的刺激により潰瘍が現れます。

原因とされるところに粘膜や舌が接触し潰瘍が生じます。表面は白や赤くただれているような形をしています。

原因となる機械的刺激を除去し経過をみます。

口内炎の治療

口内炎の薬には口腔用ステロイド軟こうがあります。よく口内炎と診断されると内科や耳鼻科でも処方されると思います。

しかし、口腔内が不衛生な環境ですと、カンジダ菌が関与していることが多くあります。(真菌であるカンジダ菌とは高齢者や幼児などで抵抗力が弱っていたり唾液が少ない方ストレスが原因などで感染する日和見菌です。)

この口腔用ステロイド軟こうは過剰な炎症や免疫反応を抑え口内炎の治癒を促しますがカンジダ菌には効きません

義歯を装着されている方ですとカンジダ菌を持っている方が多く、口内炎ができてしまい、以前もらった口腔用ステロイド軟こうが残っているからと塗ってしまうとカンジダ菌を増殖させてしまい逆効果になってしまうため注意が必要です。(カンジダ菌も口内炎と似たような形状をしている場合があります。)

通常、小さな口内炎は数週間で自然に治癒する傾向があります。痛みを緩和するために、口内薬や塗り薬を使用することがあります。(口腔内を清潔にすることも重要です。)ただし、症状がひどい、繰り返し発生する、治癒が遅いなどの場合は医療専門家に相談して適切なケアを受けることが重要です。

その他、虫歯治療、インプラント、定期検診、インビザライン矯正などお電話、メールでもお問い合わせ下さい。

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