さかもと歯科医院コラム記事

【さかもと歯科医院】歯周病の症状とは?

歯周病

こんにちは 四日市市 歯医者 さかもと歯科医院です。

突然歯ぐきが腫れて不安になったことはありませんか?

「余ってた抗生剤を飲んだら収まるかな…」

「忙しいから歯医者に行けないな…」

「放っておいたらどうなるんだろう…」など様々な不安がよぎると思います。

今日は歯周病についてのお話です。

歯肉炎?歯周炎?

歯周病はいくつかの異なる病態に分類されます。歯周病の分類で大きく歯肉病変、歯周炎と分かれます

歯肉病変はさらに3つ分かれます。

歯肉病変

プラーク性歯肉炎…プラークの付着によって発症します。症状としては歯ぐきの腫れ、発赤、出血などが顕著です。この中には幼児期の生え変わりで歯肉の間にプラークが溜まりやすく歯肉炎になったり、妊娠中などのホルモンの影響で歯ぐきが腫れたり、糖尿病の関連の歯周病も含まれます。原因であるプラークを減少させることで症状は消退、軽減することがほとんどです。

非プラーク性歯肉病変…自己免疫疾患や金属やレジンなどのアレルギー反応、薬物や歯ブラシの不適切な使用、飲食物の温刺激などによる炎症があります。

歯肉増殖…抗てんかん薬のフェニトイン(ダイランチン)、降圧薬のニフェジピン、そして免疫抑制剤のシクロスポリンを常用している患者によく見られます。歯肉の著しい増殖が顕著です。プラークを適切にコントロールすることで症状は軽減しますが、発症するとコントロールは難しく、再発も起こりやすいと言われています。担当医師に相談し。中止、あるいは変更することで軽減することもあります。

歯周炎

歯周炎は上記の歯肉組織だけでなく、歯を支えている組織(セメント質、歯根膜、歯槽骨)が破壊される病気です。歯周炎は歯肉炎から移行した疾患です。

原因はプラークが原因ですが、もともと持ってる細菌の数、歯並び、喫煙など様々な因子のバランスによって決定されます。症状としては歯肉の発赤、腫れ、排膿がみられる場合もあります。

歯周治療の進め方

歯周病治療は個人で異なります。原因を除去、コントロールし、歯周病の進行を食い止め、破壊された歯周組織を再生させることです。

初診(医療面接)→歯周病検査→歯周病診断→治療計画立案→歯周基本治療→再評価検査となりここで改善していればメインテナンスに移行していきますが、状態が悪いと外科的治療、補綴治療、最終抜歯し、インプラントや義歯を入れるという流れとなります。

診査方法とは…視診、歯周ポケットの検査、歯の動揺度、プラーク付着状態の審査、咬合の審査、エックス線の審査など。

この審査の中で重要なのがプラーク付着状態の審査です。歯垢や歯石の残っているところが視覚化され、患者さん自身が一番理解、意識することができる予防歯科の重要な手段となります。ご自宅でもぜひ使用してください。正しい磨き方をすることで染色されていく部分が減っていくのでとても分かりやすいのでお勧めです。

歯周病で1番大切なことは患者さんの理解と協力です。患者さんが歯周病、ご自身の口腔の状態を理解していただき、原因であるプラーク除去のために患者さんが行う口腔清掃、そして喫煙、甘味摂取などの生活習慣などを中止、改善することが効果的な歯周治療であると理解、自覚していただくことが重要となります。

その他、虫歯治療、インプラント、定期検診、インビザライン矯正などお電話、メールでもお問い合わせ下さい。

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