こんにちは 四日市市 歯医者 さかもと歯科医院です。
乳歯の特徴
身体の中で一番硬い場所は永久歯のエナメル質です。モース硬度といって硬さを表す指標がありますが
ガラスやスマホの液晶がモース硬度５
エナメル質がモース硬度７
ダイヤモンドがモース硬度１０
もちろん数値が大きいほど硬いとされています。
乳歯は最初から永久歯のように硬いわけではありません。
硬さも永久歯よりも有機質が多いため(乳歯4.7％、永久歯1.7％)軟らかく、無機のカルシウムやリンも少ないため永久歯よりも虫歯になりやすいといえます。
また、乳歯はエナメル質が成長しきっていないため薄く弱い状態に加え、歯の神経はとても敏感です。
乳歯が虫歯になったら
乳歯は2～3年かけて徐々に硬くなっていきます。
さらに表層のエナメル質が大人よりも薄いため、小さな虫歯でも削ってしまうと神経に近くなり、さらに神経が敏感なため神経が炎症を起こしやすくなります。
ですので虫歯が出来てもすぐには削らず、再石灰化を期待したり、炎症を抑えるような歯科用セメントを詰めて、中から歯質が厚くなるのを期待したりします。
＋αお家でのフッ素塗布や甘いものの制限などをして虫歯が進行しないようにしてもらいます。
乳歯が生えてきたら細菌に餌を与えないように歯磨きの徹底。出来たら歯磨きの仕方を覚えるまで仕上げ磨きが必要です。
とくに永久歯が生え変わりが多くなる小学3.4年生ころまではしてあげてください。
それ以外にも虫歯治療、インプラント、定期検診、インビザライン矯正などお電話、メールでもお問い合わせ下さい。
四日市 さかもと歯科医院
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