こんにちは　四日市市　歯医者　さかもと歯科医院です。

お子様の歯ブラシ上手に行えていますか？

「歯磨きをしなければ虫歯になる」

このことが頭にあるので歯磨きを嫌がるお子様を羽交い絞めにしてまでも磨こうとしてしまい、お子様も余計に怖がってしまい悪循環…

確かに歯ブラシでのプラーク除去はとても大切です。ですがここで大事なことは「歯磨きだけで虫歯予防ができる根拠は乏しい」ことと、「虫歯予防でとても大切なことはフッ化物の応用」であることです。

歯ブラシ以外のう蝕予防

エビデンスが確立されているものとして

プロケア…フッ化物塗布、最後臼歯のシーラント

セルフケア…フッ化物配合歯磨剤の使用があげられます。

虫歯には歯磨きが大切ということは誰もが知っていることなのになぜ虫歯になってしまうのでしょうか？

それは虫歯というのは歯と歯の間、臼歯部の歯の溝など、歯ブラシでのプラークの機械的除去が不十分な場所から虫歯が発生していることが研究からわかっています。つまり、いくら頑張っても歯ブラシが届かないところが虫歯になりやすいのです。

そのような場所に効果的なアプローチが、前述した歯医者でのフッ化物塗布とご家庭でのフッ化物配合歯磨剤の使用です。

フッ化物の塗布を優先的に！

嫌々期のお子様の歯ブラシの目的は「歯磨きの習慣づけ」です。まずは「お口の中に入れる歯ブラシを入れる練習」「食べたら磨くの習慣づけ」です。

どうしても歯ブラシが出来なければ、フッ素を入りジェルだけでも塗布してみましょう！

塗布の仕方は歯ブラシでなくてもOKです。綿棒でも、指でも。

もちろん虫歯予防には歯ブラシでのプラーク除去は大切ですが、虫歯予防はそれだけがすべてで、これが出来れば虫歯にならないわけではありません。

親ができることは歯ブラシ以外にもたくさんあります

例えば甘い飲み物は与えずにお茶や麦茶で育てる(甘いものをとっても最後にはお茶を飲ませる)、だらだら食べをしない、半年に一度の歯医者でのフッ化物塗布などが効果的です。

歯ブラシを嫌いになられるほうがよくないので、優先順位を考え、お子様の成長に合わせてこちらのやり方を変えていきましょう！

焦らずでも大丈夫です。いつでもご相談くださいね。

その他、虫歯治療、インプラント、定期検診、などお電話、メールでもお問い合わせ下さい。

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