こんにちは 四日市市 さかもと歯科医院です。
糖尿病とは、インスリンの作用が不足することにより、慢性の高血糖が特徴となる代謝異常をきたす病気です。
日本では5人に一人が糖尿病、またその予備軍とされています。Ⅰ型、Ⅱ型とあり、多くの方はⅡ型がほとんどです。
過食や肥満、運動不足、ストレスや年齢なども原因の一つです。
症状としては、口の乾き、体重減少、下肢のしびれ、倦怠感、視力障害、創傷治癒の遅延などが起こります。合併症としては低血糖、高血糖、腎症、神経障害、心筋梗塞、脳梗塞などの動脈硬化症疾患があります。
口腔に現れる特徴
慢性の歯周病になる確率が極めて高くなります。口腔内の炎症症状や、歯の動揺から糖尿病を推定することもあるくらいです。
また、創傷治癒の遅延により抜歯窩の治癒が著名に現れることがあります。術後観察で通常より、腫れ、痛み、発赤、が強く出たり、感染が長引き、歯科治療が進みにくくなることもあります。
歯科治療の注意点
動脈硬化症を合併しているときは、特に抜歯などの歯科治療を行うと症状が悪化することがあるので、内科医との連携が必要になります。
インスリンを使用している場合には、診療当日に通常通りに投与したか、食事を摂っているかなどの確認をさせていただきます。
感染予防のために術前から抗菌薬の投与、術後には通常より長期間の抗菌薬投与の可能性、治療翌日の状況の確認を求める場合がございます。
最近では、歯周病と糖尿病の関連が注目されており、歯周疾患を治療することで糖尿病の軽減が図れるとの報告もあります。
糖尿病の治療や予防には、医師や歯科医師の指導を受けることが必要です。罹患期間、治療法とその経過、血糖値、グリコヘモグロビン（HbA1c）値、心、腎の合併症、低血糖、高血糖発作の有無、などの個々の症状や状態に合わせた適切な治療プランが立てられるため、専門家との相談をおすすめします。
虫歯治療、インプラント、定期検診、などお電話、メールでもお問い合わせ下さい。
四日市 さかもと歯科医院
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