さかもと歯科医院コラム記事

骨粗しょう症と歯科治療について。

骨粗しょう症

こんにちは。四日市市 歯医者 さかもと歯科医院です。

骨粗しょう症(こつあらしょうしょう、英: osteoporosis)は、骨密度の減少や骨組織の変性によって、骨の脆弱化や骨折のリスクが増加する状態を指します。主に中高年以降の女性によく見られる疾患ですが、男性でも発症することがあります。

歯科治療において骨粗しょう症は重要な要素となります。以下に、骨粗しょう症と歯科治療の関係について説明します。

インプラント治療: インプラントは人工的な歯根であり、顎の骨に埋め込まれます。骨粗しょう症の場合、骨密度の低下や骨の弱化がみられるため、インプラントの成功率や安定性に影響を及ぼす可能性があります。骨の状態を評価し、必要に応じて骨補填(ボーングラフト)などの処置を行うことで、インプラントの成功率を高めることができます。

歯抜歯や手術治療: 骨粗しょう症の場合、抜歯や口腔内の手術治療後の傷や骨の治りが悪くなることがあります。手術の際には、骨の状態を評価し、骨の強度や治癒力を考慮して手術計画を立てる必要があります。

歯科検診と予防ケア: 骨粗しょう症によって顎の骨が弱化すると、歯周病の進行リスクが高まることがあります。歯周病は歯を支える骨や歯周組織を侵す疾患であり、骨の弱化が進むと歯の保持力が低下し、歯の脱落や口臭などの問題が生じる可能性があります。定期的な歯科検診や適切な口腔衛生習慣を通じて、歯周病の早期発見と予防ケアに取り組むことが重要です。

骨粗しょう症の治療や予防には、医師や歯科医師の指導を受けることが必要です。個々の症状や状態に合わせた適切な治療プランが立てられるため、専門家との相談をおすすめします。

虫歯治療、インプラント、定期検診、などお電話、メールでもお問い合わせ下さい。

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