こんにちは、四日市 歯医者 さかもと歯科医院です。
歯周病菌がもたらす合併症は、口腔内だけでなく全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。以下に、歯周病菌に関連する主な合併症をいくつか紹介します。
心臓病: 歯周病菌は血流中に入り込み、心臓に悪影響を及ぼす可能性があります。炎症性物質や細菌が血管内壁に蓄積し、動脈硬化を引き起こすことがあります。また、歯周病菌によって引き起こされる炎症反応が、心臓病や心筋梗塞のリスクを増加させると考えられています。
糖尿病: 歯周病菌の炎症反応は、インスリンの働きを妨げる可能性があり、糖尿病の制御を難しくすることがあります。また、糖尿病の人では免疫機能が低下しており、歯周病の発症や進行が促進されることもあります。
妊娠合併症: 妊娠中の歯周病は早産や低体重児の出生リスクを増加させる可能性があります。歯周病菌の炎症反応や毒素が全身に広がり、胎児に悪影響を及ぼすことが考えられています。
呼吸器疾患: 口腔内に存在する歯周病菌が吸引されることによって、肺炎や慢性閉塞性肺疾患（COPD）などの呼吸器疾患のリスクが増加することがあります。
関節炎: 歯周病菌が関節に到達し、関節炎の症状を引き起こすことがあります。
これらは一部の合併症の例であり、歯周病菌が引き起こす可能性のある影響はまだ研究が進行中です。しかし、口腔の健康と全身の健康は密接に関連しており、歯周病の予防や早期治療は重要です。
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