四日市市数ある歯医者の中からさかもと歯科医院を選んでいただきありがとうございます。
今回は関連痛についてお話いたします。
関連痛とは
原因となっている部位とは別の部位に痛みが出る場合をいいます。
これは全身疾患にも同じような現象が起こります。たとえば狭心症は心臓に血液を送っている冠動脈の一部に異常が起き、血流が流れにくくなって心臓の筋肉が弱ってしまうものです。
狭心症の典型的な症状は、締め付けられるような胸の痛みですが、それ以外の場所に痛みが起きる「関連痛（放散痛）」などの症状が現れることもあります。
このような痛みは心臓付近ではなく離れた場所で出ることも少なくありません。
狭心症は上半身、しかも左側に歯の痛み、肩こり、腕や胃などに痛みが出ることがあります。
歯の関連痛とは
歯にも同じようなことが起こります。歯に原因があるのに顔面皮膚や筋に痛みが出たり、筋に原因があるのに歯に痛みが出たりします。
特に奥歯は前歯よりも鈍感で、ご自身が痛みを感じている歯よりも手前の歯が原因だったということはよくあることです。
このような現象は神経の勘違いと言われております。
ですが歯科の場合ですと、レントゲンや触診などで検査をし、明らかに痛みが出ていると思われる所に局所麻酔をすると痛みが消失するので、原因の歯を特定できることは治療をする上でよくあるシーンでもあります。
身体というのはほんとに不思議なもので、お風呂を入るときに50度のお湯は熱く感じてとても入れませんが、お口の中は熱いお茶や揚げたての天ぷらも口に入れることが出来ます。
このような過酷な状況のお口の中です。大切にしてあげましょうね。
そしていつまでも美味しいお食事ができるよう痛みが出る前に定期的な検診をしていきましょう！
虫歯治療、インプラント、定期検診、インビザライン矯正などお電話、メールでもお問い合わせ下さい。
四日市 さかもと歯科医院
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