四日市市　さかもと歯科医院では、今年２月よりメンテナンスルームを増築いたしました。

こちらのメンテナンスルームが増築されてから、さらに予防歯科クリニックとして多くの患者様にご来院いただいております。

では、メンテナンスクリーニングとはどういう事を言うのでしょうか？

歯周病にならないためには、歯周病菌の餌となる歯垢（プラーク）=バイオフィルムがつかないようにしなければなりません。

バイオフィルムとは膜状の細菌の塊で歯にベッタリとつき、歯ブラシでは取り除くことが出来ません。そのうえバイオフィルムには抗生剤や抗菌薬が浸透しないため、お薬で無くすことの出来ない菌なのです。

このバイオフィルムを取り除く方法は機械的に取り除く必要がございます。

メンテナンスプログラムの内容

検査…まず現在の歯ぐきのチェックからです。歯周病とは歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。検査の1つとして、機械を使いどのくらい骨が痩せてるかを、歯科衛生士さんの定規を使って測っていきます。

２~３ミリだと健康ですが４ミリだと軽度の歯周病、６ミリともなると重度の歯周病です。その他にもこの検査で出血があったか、歯の揺れはないかを調べていきます。

この計測の結果により、歯のお掃除仕方、歯ぐきへのアプローチの仕方が変わってくる大事な作業です。

この他にもレントゲンを撮って歯を支えている骨の状態を調べたり、磨けていないところを薬を使いチェックしたりなどをしていきます。

エアフロー…四日市さかもと歯科医院ではエアフローという機械を使い、クリーニングをしていきます。

エアフロースマートピエゾン機能

硬い歯石をとるための機能です。こちらは、左右に微細に振動することにより、高い精度の治療結果を提供します。 また、その振動も患者様の快適性向上のため、チップに伝わる抵抗値に応じて自動調整する機能が組み込まれています。

PSチップとよばれる先端についているチップは、表面についている歯石や歯茎下奥の方にこびりついている歯石除去に用いることができます。また、従来の機械よりは低刺激で時間効率の良い機械です

また、別のチップにカスタムすると、インプラント、審美修復/補綴物周辺の歯石やバイオフィルム（歯周病の原因となる菌の塊）を天然歯やインプラントへのダメージを抑えつつ除去することができます。

エアフロー機能

エアフローとは、歯の表面に非常に細かなパウダー粒子をジェット噴射で歯に吹き付けることにより、歯にこびりついた汚れ、着色等を効果的に落とすことができる機能です。

主に歯の着色やヤニ除去の用途として使われていますが、歯周ポケット内の歯周病の細菌除去にも効果が高いため、さかもと歯科医院では歯と歯茎の健康のためにも、エアフローによるクリーニング、正確にいうとバイオフィルムの除去を行っております

もちろんこちらの機能もインプラント、アバットメントや補綴物表層を傷つけないようになっておりますのでご安心下さい。

エアーフローを行うことで患者さまに刺激が少なくかつ効果的にバイオフィルムが除去できます。さかもと歯科医院ではこちらのエアフローの機械を４台導入し、患者様のメンテナンスのお手伝いをしております。

ブラッシング指導…毎日の適切なブラッシングが歯周病菌から守るためには必須なのですが、どれだけ時間をかけて磨いても、どうしても磨き残しは出てきます。

そして日々お口の中の状況が変わっているのにも関わらず、長年同じ様な磨き方でおられたり、磨き方の癖があったり、力のかけ具合などはひとりひとり全く違います。そうしたことのチェックを行うことで、お口の中のいい状態をキープすることが出来るのです。

SRP（ルートプレーニング）…歯ぐきの中にある歯の根の部分は歯周病菌に侵されやすく、しっかりと歯石を取らなければいけません。こちらは中等度の歯周病になられている患者様に行います。

他にも、状態によりアプローチの仕方は様々です。

バイオフィルムは約３ヶ月位でついてしまうので、歯医者でのメンテナンスもそのくらいの間隔での受診をおすすめいたします。

ご自身の今の歯ぐきの状態を知りたい、怖いけど見てもらうだけ。。。などでも結構です。一度ご連絡下さいね。丁寧に診させていただきます。

メンテナンスについて詳しくはこちらリンクをご参照下さい

予防歯科｜さかもと歯科医院は四日市市で歯垢・歯石を除去して天然歯を守る予防治療

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