抜歯後1周間しても痛みがおさまらない場合はドライソケットの可能性があります。
四日市市 さかもと歯科医院でも時折ドライソケットではないですかとお問い合わせがございます。
ドライソケットとは
抜歯後、傷口にゼリー状の血の塊(血餅)が出来てきて、徐々に歯ぐきが固まり、穴が塞がってきます。しかし、血液の量が足りなかったり、血餅が剥がれてしまうと中の骨が露出してしまいます。
このような状態になると、抜歯後数日してからズキズキとした痛みが強くなります。
抜歯後はやはり傷口が出来るので多少の傷みは出ます。この場合、お痛みはとても辛いかと思いますが、通常のことですので問題はありません。大抵の場合ですと、すぐに血の塊も出来てきて、3日過ぎた頃には徐々に痛みは引いてくるはずですのでご辛抱くださいね。
ですが、傷口に3~5日経ってもブヨブヨとした血の塊がなく、穴が空いたままの状態で抜歯後よりも痛みが増してきた場合ですと、ドライソケットを疑います。
ドライソケットになる原因
うがい…出血がきになるので頻回にうがいをしてしまうと、中々出血が止まらず血も固まりません。気になればティッシュに吐き出し、お食事後等に優しくゆすぎましょう。
手や舌で触る…血餅が出来る前に触ってしまうと固まり始めたものが流れてしまいます。
喫煙…タバコを吸うと血流が悪くなり血餅を作る十分な血液が出ません。
血行が良すぎる…また反対に湯船に使ったり、スポーツをして血行が良すぎると中々血は固まりません。
ドライソケットが起きてしまい強い痛みがある場合は
我慢せずに痛み止めを飲んで安静にしてください。
歯医者からお出しした痛み止めが切れてしまわれた場合は市販の
痛み止めでも大丈夫です。
また痛み止めや抗生物質も同じですが、すぐに効くわけではなく、血中濃度が効果を発揮するのに適した濃度のレベルになるまで時間はかかりますので、決められた量をしっかり飲んでくださいね。
そして多少動けるようになればさかもと歯科医院までご連絡ください。
ドライソケットが良くなるようにお薬を直接詰めたり、血餅が作られやすくなるように処置をさせていただきます。
完璧に穴が塞がるのは個人差はありますが、2ヶ月から3ヶ月はかかります。
抜歯後の注意事項はこちらリンクもご参照ください。
抜歯直後は緊張と安堵で注意事項も頭に入らないこともあるかと思います。イレギュラーなことが起こると、とても不安な気持ちになりますよね。
それ以外にも不安なこと、質問等あればお電話、メールでもお問い合わせ下さい。
四日市 さかもと歯科医院
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