歯石を取った後にしみるというようなことはないでしょうか？

四日市 歯医者 さかもと歯科医院ではDr.や衛生士による治療を始めるにあたり、治療後に起こり得る症状、状態などもきちんと説明させていただいてから治療に入ります。

歯石とは

歯石とは歯についた歯垢（プラーク）が石のように硬くなってしまう状態のことを言います。歯石の表面はざらざらしていて新たな細菌の塊プラークが付きやすくなり歯石が大きくなる悪循環を生み出します。

歯石が付いた状態では歯ブラシを当てないといけない所に全く当たらず、歯周病を加速させてしまいます。またこの硬くなった歯石はブラシでは取ることが出来ず、歯医者さんで専門知識のある歯科衛生士が専用の器具を使ってでしか取ることは出来ません。ご自身でむやみに取ろうとすると大切な歯の組織まで傷つけ破壊してしまうのでお辞め下さい。

歯石を取るとしみる訳

歯石が付いている状態の歯茎というのは少なからず健康な状態の歯ぐきよりも退縮していることがほとんどです。そのような状態の歯ぐきに硬い歯石が壁のようにべったりついていると、いくら歯ぐきが痩せていても多少の刺激にも耐えられる状態になっています。しかし歯石を取ることにより今まで見えていなかった歯の根っこの部分が露わになります。歯の根っこの部分というのは神経に刺激が伝わりやすいので、少しの刺激でも敏感に感じる部分です。そのような状態でいきなり冷たいものを飲んだりすると当然しみます。歯石を取るとしみるのはこのようなことから起こるのです。

しかし歯石を取ることで歯ブラシもしっかり当てることができ、口腔内の環境はよくなります。

歯石を取る時にこのような説明が無くいきなりしみたり、痛みが出てしまうとびっくりしてしまいますよね。事前説明することで患者様も心の準備ができ、お食事も気をつけていただけると考えております。

歯石を取った後に気をつけて頂きたいこと

歯石を取ったばかりの歯ぐきは大変敏感になっております。急激に熱いもの、冷たいものは２~３日は控えていただくようにお願いします。なるべく常温のものから慣らしてみて下さい。辛いものや酸っぱいもののような刺激のあるものもお避け下さい。

歯磨きも柔らかめのものを使うなどいつもよりは刺激しないように優しく磨きましょう。

歯石を取って終わりではありません。歯石を取ったことでようやく磨きやすくなり、ここから歯ぐきを改善させるためにブラッシングを丁寧にしていただく必要があるのです。今後も何事にも丁寧な対応を心がけて参ります。患者様もなにかご不安がありましたら何でもご相談くださいね。

さかもと歯科医院では歯科衛生士によるプロフェッショナルケアで、患者様ご自身のお掃除だけでは行き届かない部分のクリーニング、メインテナンスをお手伝いをさせていただきます。こちらリンクもご参照下さい。

予防歯科｜さかもと歯科医院は四日市市で歯垢・歯石を除去して天然歯を守る予防治療

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