こんにちは 四日市市 歯医者 さかもと歯科医院です。
歯面別臨界Ph
虫歯には表層のエナメル質う蝕(C1)と内層の象牙質う蝕(C2)とありますが、臨界phとは歯質がミネラル分を喪失する状態(歯に穴が開いてしまう)のPhのことで、中性が7、7より少ない数値が酸性、7より大きい数値がアルカリ性です。
エナメル質の臨界phは5.5、象牙質は6.0~6.5と言われています。
食事後は口腔内は酸性に傾いてしまいます。エナメル質は固くて頑丈なのでPh5.5程の酸性までは耐えられますが、象牙質はエナメル質より柔らかいので、Ph6.5と比較的中性に近い状態でも虫歯になるリスクが高くなります。
昔は歯が残っている人が少なく、根面う蝕(歯肉退縮して象牙質が見えてきてしまい、そこが虫歯になってしまう)の患者さんが少なかったためう蝕と言えば、エナメル質う蝕がほとんどでした。
現在では、平均寿命も延び、人生100年時代に突入し、高齢者の歯周病と、根面う蝕が増加しています。
象牙質う蝕の予防方法
歯を一生懸命磨いてエナメル質う蝕は予防できても、どうしても年齢とともに歯肉が下がり、象牙質が見えてきます。
前述したように、象牙質はエナメル質よりも虫歯になりやすいため、注意が必要です。
60歳を超えた方はいまだに昔に指導されたたまの磨き方を行っている方が多く、歯磨剤の量が少なかったり、ブラッシングの時間が短すぎたり、コップを利用して大量の水でゆすぐ方が多いのではないでしょうか。
また、フッ素塗布も乳歯だけではなく、象牙質う蝕にも効果があるとされています。
定期的なフッ素塗布をお勧めいたします。
虫歯や歯周病を予防するために一番大切なのはセルフケアの歯磨きです。
歯医者での定期健診の際には磨き方をチェックしていただき、プラークコントロールの状態を見ていただきましょうね!
その他、虫歯治療、インプラント、定期検診、などお電話、メールでもお問い合わせ下さい。
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